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会派役員と藤井市長
令和5年12月13日に、令和6年度富山市予算に対する要望をを藤井裕久市長に対して行いました。

重点要望20項目(うち新規6項目)と、226項目(うち新規29項目)を、総務文教、厚生、経済環境、建設の部会で取りまとめ、役員協議を経て要望書としてまとめました。

重点要望のうち新規に要望したものは、

帯状疱疹の予防施策の推進、地域における障害児の支援体制の強化、ゼロカーボンシティ政策の推進、新たな企業団地の検討、みどりの食料システム戦略に基づいた環境にやさしい農業の水産、災害復旧ち対する対応の強化

です。

引き続き、これらの要望事項が実現するよう、会派として取り組んでまいります。

発表の様子
発表の様子

富山市議会自由民主党は、所属委員会の視察や会派所属議員が参加した研修・視察について、政策課題について会派所属議員間で共有することで、会派としての政策立案能力等のさらなる向上を目指して、「調査研究実績報告会」を、今年度から開催しています。

今回も

  • 不登校特例校
  • インクルーシブ教育
  • イエナプラン的教育
  • IoTを活用した外出困難者等のあらたな雇用形態
  • まちづくくりにおけるスポーツ施設の整備
  • 公民連携のまちづくり
  • 家庭ごみ有料化制度

など多岐にわたる分野での発表があり、その後の質疑応答・意見交換でも活発な議論が交わされました。

発表の様子

 

要望書を提出した役員と藤井市長
要望書を提出した役員と藤井市長

7月12日の豪災害について行った会派役員による現地調査と、会派所属議員に要請した地域の被害状況調査等の取りまとめを行った結果を踏まえて、8月7日に会派としての要望書を藤井市長に提出しました。

これは、7月21日に行った全会派合同での緊急市長要望に加え、

  1. 災害時に地域住民が自主的に復旧作業を行った場合の支援
  2. 災害発生時の相談窓口の一本化について
  3. 激甚災害時における地元負担の軽減

を求める内容を盛り込んだものです。

市長との意見交換では、法定外公共物等の被害において各地域で住民が率先して復旧作業にあたった状況を伝えるとともに、所有・管理が明確ではない施設もあることから、県や市、用水管理者等の垣根を超えた枠組みの必要性についても訴えさせていただきました。

また、各地域の個別具体な対策等につても、随時、市当局と連携しながら対応してまいります。

7月12日の線状降水帯の発生を伴う豪雨により甚大な被害を受けた地区の状況を現地調査して参りました。

婦中地域の用水路氾濫による被害
婦中地域の用水路氾濫による被害

婦中地域では、河川の上流部での土砂崩れが発生し、土砂と流木により用水路がせき止められ氾濫。田畑に大量の土砂を含む水が流入したほか、下流域の住宅地でも浸水し、床上まで浸かってしまいました。

建設中の道路に沿って水が流れた跡
建設中の道路に沿って水が流れた跡

住民総出で田畑の土砂を搬出したものの、大豆を作付けした畑などが甚大な被害を受けました。

山田地域の土砂崩れ
山田地域の土砂崩れ

山田地域では、案内してくださった地域の方が生まれてから70年でこんな被害は初めてとおっしゃる位に、非常に多くの箇所で土砂崩れが発生し、道路が崩れて土砂が田畑に流入したほか、農業用水が寸断され、これから穂が出始める田んぼに水を送る事が出来なくなるなど、農家にとって死活問題となっています。

埋もれてしまった水路
埋もれてしまった水路
崖崩れで崩落した道路
崖崩れで崩落した道路

先ずは災害復旧と、今後は長期的な視点での対策が求められますが、こうした現地調査をもとに、適切かつ具体な対応を求めてまいります。

市長へ要望内容の説明
市長へ要望内容の説明

7月12日の豪雨により被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

今回の災害への対策ついて、富山市議会自由民主党は全会派に呼びかけて、藤井裕久市長に対して、7月12日からの豪雨災害への速やかな対応を求める要望として、

  1. 被害状況の的確な把握
  2. 復旧に対する補正予算編成等の速やかな財政措置と国・県への支援要請
  3. 今回の災害対応における富山市の対応についての課題整理・検証

の三点からなる内容の要望を致しました。

各会派からの意見に耳を傾ける市長
各会派からの意見に耳を傾ける市長

市長とは、市民への情報発信や庁内の情報共有について課題があったことなどを共有できたほか、緊急を要するものについては専決処分も視野に入れて対応することや、国・県要望を含めた財政措置などに対しスピード感を持って取り組むことなどが示していただきました。また、これらの対応については議会とも意思疎通を図りながら進めていくとの姿勢を示していただきました。

引き続き、富山市議会自由民主党としても独自の被害状況の把握に努めるほか、必要な支援策について各会派とも歩調を合わせながら、最大会派としての責任を果たしてまいります。

5月31日(水曜日)に、4月以降、政務活動として調査・研究に参加した議員による報告会を開催しました。

これは、少人数で参加した視察・研修であっても、会派内で調査・研究内容を共有することで、政務活動費の効果的・効率的な活用をはかるとともに、会派が一体となって政策課題に取り組むことで、政策提言の実現性も高まることを狙いとして実施するものです。

説明する議員
説明する議員

報告事項は次の通りです。

1.宮城県、仙台市、大船渡市
(1)宮城県上工下水一体官民連携運営事業について
(2)公民連携によるまちづくりについて

2.福井市
(1)自伐型林業について
(2)福井市森林整備について

3.富山市
富山競輪場の現状と課題について

また、先日研修会を行った拉致問題に関連して、政務活動との参加ではありませんでしたが「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」に出席した議員からの報告も行いました。

池田氏による勉強会の様子
池田氏による勉強会の様子

5月22日(月曜日)に、「横田めぐみさんとの再会を誓う同級生の会」代表の池田正樹さんをお招きして、北朝鮮による拉致問題の現状と課題についての勉強会を開催しました。

富山市ではこれまでに、人権啓発フェスティバルにおいて拉致被害者の蓮池 薫さんによる講演会を開催したほか、毎年12月の北朝鮮人権侵害問題啓発週間では、市役所1階において救う会富山等の関係団体との共催により日本人拉致問題を考える展示会を開催しています。

昨年も政府拉致問題対策本部、県との共催で拉致問題啓発舞台劇公演を開催するなど、北朝鮮による拉致問題の啓発活動を市の施策として実施してきました。

一方で、平成14年に5名の拉致被害者が帰国されて以降、20年間拉致問題解決には進展が見られません。また、拉致被害者のご家族の高齢化により、拉致問題が風化することが懸念されることから、さらなる世論の喚起により拉致問題解決への具体な取り組みが求められますが、地方においても本市が行っているような取り組みに加え、ライトアップ運動や条例制定を行っている自治体もあります。

横田めぐみさんと小中学校の同級生であり、同じバドミントン部で、拉致される十数分前までにコートで一緒に練習をされ、今も横田早紀江さんらに寄り添いながら、救出に向けて啓蒙活動を人生をかけて行っていらっしゃる池田代表をはじめ同級生の皆さんの取り組みは、もしかしたらニュースの話に終わりそうになっている皆さんに必ずや届くものと感じましたが、地元の新潟市でも拉致問題解決に向けた署名運動では十人に一人しか行っていただけないなど、現実の厳しさも訴えていらっしゃいました。

同級生の会主催のチャリティーチラシと横田めぐみさんの卒業文集
同級生の会主催のチャリティーチラシと横田めぐみさんの卒業文集

こうしたことから、行政の取り組み事例や、政府の課題などもお伺いし、地方から地域住民への更なる啓発活動や施策の推進を通じて政府を動かしてゆく必要性をさらに感じました。

要望書を手にして
要望書を手にして

12月16日(金曜日)の予算決算特別委員会終了後、藤井裕久富山市長に対し富山市議会自由民主党会派として、令和5年度富山市予算に対する要望書を提出し、政策課題について意見交換をいたしました。

要望書について説明し意見交換
要望書について説明し意見交換

政調会の経済教育部会、厚生部会、経済環境部会、建設部会で協議した内容を精査し、今回は、「財源の確保、地域課題充実のための予算の確保」など18項目からなる重点要望と、210の要望として取りまとめ、提出しました。

新田知事と会派役員
新田知事と会派役員

2月4日(金)に、会派結成の報告を兼ねて新田八朗知事を表敬訪問しました。

新型コロナウイルス対策や子どもと家庭の支援など、富山県と富山市が連携していかなければいけないテーマについて、率直な意見交換をすることが出来ました。